I wanna be just like a melody,

前々からオススメされていて、偶然兄が小説を所持していたので　リリイ・シュシュのすべて　を読みました。
本当は映画のほうと合わせてみる予定だったんですけど…9月もうちょいヒマがあるはずだったからみれるかと思ったんですけど…
作品を知る前から曲は知ってました。グライド　のみ。不安定な感じが良くてね…映画の中の曲なんだと分かってからずっと気になってて、更に某人からすすめられて漸く、といった経緯。
簡単にストーリーをナンセンスに言うと、一種宗教的な人気をもつリリイ・シュシュという歌手に傾倒し、ファンサイトを開設して他のファンと交流しながら日々を過ごしていく少年を主人公とする青春ドラマ。
…うん凄く的外れな紹介な気がする。
青春ドラマといっても爽やかさは前半ぐらいにしか無いよ！
"14歳のリアル"らしいけど…こんなんがリアルだったら嫌だなぁ。後味は良くない。
でもね、私好きなんですよね14ぐらいの少年少女が悩んで傷つけ傷つく凄惨な鬱話が…
これだとまるで私が酷い人みたいですけど、違うんだ。
この年ごろにしかない、この年ごろだからこその葛藤があるじゃないですか…！どこに転ぶかわからない危うさとかやるせなさの描写が大事じゃないですか！
その点リリイ・シュシュのすべては題にもなっているリリイ・シュシュに時折もたれながら進むものの彼女自身を直接登場させないであくまで主役で脇役みたいな扱いのまま子供たちを描いたのが良かったとおもう。
実際曲を聴いてみると、傾倒したくなる気持ちもわかる気がする。
「リリイの曲は僕たちを癒しもするし壊しもする」という言葉通りなかんじがする。なんとなく。
そしてこれを読むと自分が厨二病真っ盛りなことを自覚させられますな…きっといつまで経っても厨二ですわわたくし。


どうでもいいけど王国心にハマってたときとかリアル厨二だったじゃない…いま再燃してみて、結局ひとの好みなんて変わらないもんなんだってことを思い知らされた所存。
脳内妄想が暗くて暗くてね！書かないけどね！！！！☆★

言い出せない愛は 海鳴りに似ている

年末の混声リサイタルの中で、宮沢賢治の「告別」「野の師父」「雨ニモマケズ」に千原英喜氏が曲をつけたものも歌うのですが、告別の歌詞がなんかこう…ぐっと来たから載せますね。
ちなみに野の師父も好きだけど(曲として)長すぎて疲れるから自分の中では　告別＞野の師父＞＞雨ニモマケズ　です。
雨ニモマケズはさぁ…あんな晴れ晴れしい曲は違うと思うんだよね…大トリだが。


告別

おまへのバスの三連音が
どんなぐあひに鳴ってゐたかを
おそらくおまへはわかってゐまい
その純朴さ希みに充ちたたのしさは
ほとんどおれを草葉のやうに顫はせた
もしもおまへがそれらの音の特性や
立派な無数の順列を
はっきり知って自由にいつでも使へるならば
おまへは辛くてそしてかゞやく天の仕事もするだらう
泰西著名の楽人たちが
幼齢弦や鍵器をとって
すでに一家をなしたがやうに
おまへはそのころ
この国にある皮革の鼓器と
竹でつくった管とをとった
けれどもいまごろちゃうどおまへの年ごろで
おまへの素質と力をもってゐるものは
町と村との一万人のなかになら
おそらく五人はあるだらう
それらのひとのどの人もまたどのひとも
五年のあいだにそれを大抵無くすのだ
生活のためにけづられたり
自分でそれをなくすのだ
すべての才や力や材といふものは
ひとにとゞまるものでない
ひとさへひとにとゞまらぬ

云はなかったが
おれは四月はもう学校に居ないのだ
恐らく暗くけはしいみいをあるくだらう
そのあとでおまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子とその明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへをもう見ない
なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰をかけてるやうな
そんな多数をいちばんいやにおもふのだ
もしもおまへが
よくきいてくれ
ひとりのやさしい娘をおもふやうになるそのとき
おまへに無数の影と光の像があらはれる
おまへはそれを音にするのだ
みんなが町で暮らしたり
一日あそんでゐるときに
おまへはひとりであの石原の草を刈る
そのさびしさでおまへは音をつくるのだ
多くの侮辱や窮乏の
それらを嚙んで歌ふのだ
もしも楽器がなかったら
いゝかおまへはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光でできたパイプオルガンを弾くがいゝ


素敵やろぉぉぉおおお！！！！
素敵なんですわ…曲に乗るとこれまた素敵。
というわけで気が向いたら検索して聴いてみてください。告別は１と２に分かれてますが。
あとついでに今わたくし村下孝蔵ブーム…実家に帰ったときにアルバムもってかえろうと思ってたのにすっかり忘れててくそう…！
これまたいつ何度聴いても素敵で素敵で震えるだいすき！天才は早くこの世を去る…なぜなんだろう。


ところでスクエニは大馬鹿者ですた。

助けて息ができない

友達という名のレッテル

恋人という名の偏見

たったひとつの存在

lain

ということでね、ハイ。lainいいよねぇぇえ………
今見ても新しい約15年前の作品って貴重じゃないでしょうか、ハイ。
色々考えさせられます…感覚も感情も脳への電気的刺激に過ぎないのなら嫌な刺激は拒否して楽しいことだけ受け入れればいいんじゃないかって。
監督が言っていたように実際それが可能になるのなんてそう先じゃないと思うんだ。脳への刺激だけでなんだって得られる。 そして人の記憶や人格といったものがすべてデータ化されるような時代がくれば、いつか人は肉体をなくしても存在できるものになる。
じゃあ老いてく不自由で不便な肉体はそもそも不必要じゃない？って話になるわけですよ。
そんな未来を見越して今の世代に問いを投げかけるなどと…観れば観るほど沁みわたる。 それを玲音という一人の少女の運命を描くことで表現しちゃうんだから恐ろしい作品だわぁ…
「そうよ、玲音は神様なんだよ！」
玲音はどこにでも遍在しているもの。玲音はじっと見つめるもの。神様ってのは便宜上人間がつくりだしたものですけど、万能性や存在の仕方を踏まえれば玲音はまったく神様に等しいと思います。それでも一度肉体を与えられてひとりの女の子となった以上、玲音は玲音なんだよね…
作中で玲音のすがたをした別の玲音が玲音の存在について多分言及してます。
「人の記憶、個人のものとか、人の歴史の中のものとか、それだけじゃなくって……、そう、共有されている無意識だって、そんなに膨大なメモリーを蓄積できるようなものを、人間が自分で作れると思う？」
その「膨大なメモリーを蓄積できるようなもの」と現実世界をつなげるプログラム、それが玲音。でも玲音は肉体化される前から遍在していた。
前に読んだlainの考察の中に「玲音は人の集合的無意識そのものだ」というものがありまして、それがまぁ辻褄が合うのなんので凄く感銘を受けたわけですよ。
勝手に玲音を肉体化して操って利用し神になろうとした英利政美という男は、遍在する玲音の正体をよく考えずに扱ったのがアホですね。まぁそうでなくとも人間(というか自分)が万能だと考えた時点でアホですが。
つまりなんだ、私には玲音がどういう存在なのかなんて到底考え及ばないけれど、これだけは言える。玲音かわいい。
女神の微笑み素晴らしい…
いち視聴者からすれば結末はなんとなく物悲しいものだけれど、玲音がふっきれたような表情をしてるからそれでいいのです。


「じゃあ、さよなら玲音。いつかまたどこかで会えるかもね｣
｢…そうだね、いつだって会えるよ｣

私はここにいるの　だから一緒にいるんだよ　ずっと…

最後のここがとても印象的。
玲音が画面越しに視聴者に語りかけてくるシーンはいつも印象的だけどね。






さてlainの話をしたあとになんですが、忍空全話みたよ～！
私は物語終盤になってようやくキャラクターに本当の意味で愛着が湧いてくるタイプですので、忍空の構成(50話までで本編終了、のち5話が普通の1話完結の話)は望むところだったのやも。
そうでなくとも40話～はすごく良かったね…。ギャグ的にもキレてたと思いますわｗｗ
お母さんの映像としてもop映像は使われてましたが中でも47話では戦闘シーンにop映像が組み込まれてまして…ここか！このシーンだったのね！！っていう感動と燃えが凄まじかった。憎い演出だぜぇ…opの橙次の動きかっこよすぎだしな！
あと赤雷と黄純の共同攻撃も燃えざるを得なかった…最終回(仮)のedの入りが絶妙すぎた…スタッフの忍空という作品への愛がびしびし伝わってきた！観てよかったよ！
特にヒロユキ回はいつも名作だから、観て損はなし。ヒロユキかわいいよヒロユキ
…そうだ！なんか橙次はよつばと！のとーちゃんに似てる気がしたんだ…道理でときめくわけだ…
いつもかませな藍眺は毎回不憫でした。そうだよね他の忍空は大地割ったり火出したり氷出したりできるのに藍眺のウリは高く跳べるよ！くらいだもんね…なんという
なにはともあれ、本当の最終回55話があまりにもいつも通りの忍空で、50話の時点で終わってくれたほうがこんなに後を引くことも無かっただろうに…って感じでしたね。
だってまたいつ再開してもおかしくないような…！
だけど51話～もみんな良回ばかりだったので、まぁ良いのです。 これからもopとed聴きまくりますよ～！！

愛を解き放ちすべて解き放ち誰かを信じたい いつも

最近ひとりヲタ充に忙しいです☆
とか言いつつそんな充実してないけどね。
マイブームは純粋にヒカ碁を楽しく読んでる人の隣で密かに携帯でヒカ碁の二次創作を読むことですね…。ちょっとした後ろめたさとスリルが味わえる！オススメヽ（・∀・）ゝ

わたしはげんきです


そして勝手な忍空ブーム。
全55話？で、まだ31話までしか見てません。正直曲に対する熱が先走ってしまったブームなので話としてそこまでハマれるかと言えば…微妙。所々ツッコミどころ満載なのがつまらんやら面白いやら。
まぁこれからかな！
とりあえず燈次にときめく！気づかなかったんだけど私ふんどし萌えなのかも…努力も赤フンだったし。
燈次良い兄ちゃんだわぁ…ちゃんと妹を大事にしてるのに滅多なことがない限り口出したりしない。距離をわきまえてる良いふんどし兄ちゃんだわぁ…！！
しかしシリアスなシーンで強敵の動きを封じるためにふんどし脱いで相手の目隠しに顔全体を覆ってやった時は大爆笑でした。
全裸になるな！股間を覆っていたもので他人の顔を覆うな！！！
ふんどしがログアウトすることに定評のある燈次…

忍空はなんと言っても設定カコイイ。
ＯＰ前のナレーションの引用→「大戦の最中、僅か数十名の部隊で帝国軍を壊滅寸前にまで追い込んだ集団があった。その名は忍空隊。辛うじて戦争に勝利した帝国府は、彼らの力を恐れ討伐に乗り出した。今、本当の忍空を知る者は少ない・・・。」
そしてそんな忍空の10の隊の隊長だったのが主人公たちなんだぜ！
帝国軍の情報操作によって、戦争は忍空が起こしたものであり忍空の残党は民の平和を脅かすものだよ！っていうことにされてるから各地で追われてるんですねぇ。でも忍空隊長格つおい。かこいい！主に燈次
ふんどし…


こんな現状とこないだのアニソン三昧の名残で、私のウォークマンは忍空のＯＰ・ＥＤ計４曲と微笑みの爆弾とＤＥＥＮのシャッフルエンドレスリピートです。
微笑みの爆弾はゆうはくのＯＰですね。原曲も素敵だけど緒方さんのカバーバージョンばっか聴いてる…。
これです　幽遊白書 オープニング: 「微笑みの爆弾」 (緒方恵美 Ver.)
よいなぁー！！



くっそどうでもいいんだが、ヒカ碁を読むともれなく緒方先生熱が高まります。緒方十段！緒方精次さんですよ！！
んでね、緒方先生って呼んだり緒方さんって呼んだりするけど…緒方恵美さんと被るよね。
困る。実に困る…。

傷つけさせてよ 治してみせるよ

宇多田さんいいわぁ…
今更ー
ライブDVD買い漁りたいね。素晴らしいね！
あとたまたま見つけた↓の動画の宇多田さんの画像が可愛すぎて思わずガン見した。
可愛いじゃないか！可愛いよ！！


いつ活動再開してくださるんだろうなぁ…ああん



それと来月のシンジ月間！ですが！！

…………どうして限定グッズにシンジ単体のものがないんだろう…。

わかっちゃいねぇ。シンジストというものがまるでわかっちゃいねぇ。
何を思って加持さんやカヲルと一緒のグッズばかりなのかね！
腐向けか？腐向けなのか？お呼びじゃないんですよ…｡・ ﾟ・｡* ｡ +ﾟ｡・｡* ﾟ + ｡・ﾟ・（ﾉД`）
誕生月にシンジ月月間をもってきたのは評価するが。口惜しやー
でもまぁ行きますよ！なんてったってシンジ月間中は店内アナウンスがシンジらしいからね…！！！！
6月中旬の日曜にスピーカーの下で耳に全神経を集中させてる輩がいたら私です。
本当は誕生日のその日に行きたかったんですけどね…水曜でさえなかったら…！
とにかくシンジに貢ぐ準備ならいつでもできてるぜー



封神を貸す相手をまた1人確保しました。この調子や…！
ﾀｲｺﾎﾞｰ