時の流れと空の色に何も望みはしないように

ずーっと脳内が破でどうしようもない！
ジャンプの巻末コメントでもとらぶるの脚本担当長谷見さんが今回のヱヴァはよかったって言ってましたね。
そうだろう良かっただろう全体的に最高だっただろうー！！…と一昨日観にいったばかりの私が何を言ってるのかとかはつっこまずにry
未だ興奮状態。加持さんは私と代わってくれお願いだから。
でも新劇では加持さんとミサトさんに幸せになってほしいな…
「碇君がもう、エヴァに乗らなくてもいいように、する…！」で涙が増量された訳ですが。レイ…！！
つーかシンジはモテモテすぎ。みんなのお母さん、というかみんなのお嫁さんみたいな感じに。手料理が…レイにさえも「美味しい」と言わせたシンジの作った味噌汁、のみたい(めぞん一刻的な感じで)
惣流好きさんには悪いけど私としては式波のほうが好みだったよ！可愛いよ…式波可愛いよ…
加持さんをめぐるミサトさんへの嫉妬が無くてサッパリしてて、他人に八つ当たりせずに自分から行動して解決しようと努力して、人に頼るっていう強さも持ち合わせてて、「そっか。私、笑えるんだ」、……(泣)
予告で元気な映像が無かったら確実に葬式状態だった。アスカもトウジも、よかった。
サハクィエル戦では初号機がカッコ良くてカッコ良くてカッコ良くてシンジがカッコ良くてカッコ(以下略)…掌を貫かれてなお持ちこたえるシンジの目つきと流れる涙にドキドキしながらなんかこっちが泣きそうになったよ。
使徒がみんなパワーアップしまくりでビックリ。アスカだけで倒したのがガギエル…なのか？原型を全く留めてない。
マリが５号機と共に葬ったのは一体？
情報量が多すぎるのに加え終盤で色々ぶっ飛んだから…こりゃやっぱ１度じゃ足りないわ。
まぁ一番ビックリしたのはゼルエルですがね。最強、まさに最強の使徒。
旧作ではアルミサエルのが強いんじゃね？という疑問をもったものですが。
まさかゼルエルが零号機と融合するなんて…。零号機がっつり喰われた瞬間、ネタバレされて知ってたのも忘れてレイ逝ったと思った。
その後はもう…緒方さん迫真の演技。「綾波っ！来い！」ですべて持ってかれた。
シンジが…シンジがさぁ…もーさぁ…！！駄目だよ…！！
そしてまさかのサードインパクト。えっ？早くね！？
……と思ったら月より飛来したカヲルが槍投げてサードインパクトを止めました。え…？
「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」
…どうなんでしょう。やはり旧作ループ？けどこんなに分かりやすい伏線を張るはずがない…庵野たちが。
仮にループだったとしても腑に落ちないけどね。だって旧作でカヲルはシンジを幸せにする気さらさら無かったでしょ？
カヲルのエゴのためにシンジの精神崩壊の引き金を引いたというか、トドメをさしたというか。
元々カヲルがよくわからない子だから…カヲルにとってのシンジの幸せが分からない限り結局なんとも言えないか。
どちみちカヲルが動くことがシンジにプラスになるだろうとは私はあまり思えない。シンジは旧作と違って打ちひしがれてる訳ではないし、成長の芽を摘まれることなくまわりの助けと共に育つことができている訳だし。
それに水を差すことになるんじゃないか…と。
幸せにできるもんなら幸せにしてやってほしいけどな！欲を言えばシンジ自身の手で幸せを掴んでほしいのです。そのためにシンジはあんなに頑張ってるんだから。
いきなり話は変わってどうでもいいことだけど、バルディエル戦後に憤るシンジをみんなで説得するシーンのマヤの台詞が「碇指令の判断がなければ、みんな死んでいたのかもしれないのよ！」から「あなたが殺されていたのかもしれないのよ！」(うろ覚え)に変わってて地味に嬉しかった。
旧作の大人はみんな自分本位だったから…。
だからマリが「早く逃げなよ」ってシンジに言ってくれた時は本当に感動したんだよ！
こんなこと言ってくれるキャラがエヴァに出るなんて…あ、ヱヴァか。
乗るのが当たり前、乗りたくない→逃げちゃダメよ、じゃあ乗りますよ乗ればいいんでしょ→そうやって人の顔色ばかり窺って貴方は自分というものがないの？、なエヴァからは考えられなかった。
命を賭して戦ってもロクに感謝の声も無かったあの時から…みんな成長したんだな。特にミサトさん。
無意識に無責任で子供みたいな昔もそれがミサトさんの魅力だったから好きだったけどもっともっと好きになった。
「この潮風？っていうの、なんだか生臭い変なにおいがしますね！」(うろ覚え)というシンジのセリフにひどく興奮したなそういや…私がね。
３馬鹿の出番が多かったのも嬉しかった。シンジが歩道橋からおりてきた時に下でトウジとケンスケが待ってたのにはどうしようかと思った…マジ泣いちゃうよ！
アイスのシーンもだし、トウジの妹が退院したってのも良かったよ。トウジがアイスのハズレを引いた描写は三号機に乗らないことを意味してたんだね。
マリが衝突して壊れたっぽいSDAT、いつもシンジは25と26しか聴いてないのに27になったりしてた。あれは26話までの旧作の殻を破ったということを隠喩して…？と無駄に深読みしてみる。
捨てられたSDATを拾ってくれたレイに感謝感激！
「嫌な世界から父さんが守ってくれる」とSDATを持ち歩いてたんだと知っちゃったら、序から音楽を聴いてるシーン全ての見方がかなり変わってくるよ。時に序の通常版パッケージは物凄くえろい！
個人的なベスト作画はアスカとシンジが一緒に寝るシーン。誰だよあそこ描いたの…！


順番がバラバラなのは思い出した順にかいたから。
他の人の感想見てて、やっぱり破で泣いた人結構いるんですね。映画観て泣くなんてはじめてだよ！
少しだけ感想書こうと思ってたら無駄に書いちゃった。まだまだいーっぱい言いたいことあるのに…
演出の仕方とか旧作との相違点で気になった所とかスタッフの皆さんについてとかはまた思い出した時に書こう。
良い映画観たわ～。